てんかんに苦しむ男性とテグレトールの袋の写真

テグレトールの作用機序はまだハッキリとしていません。脳の活動を抑える働きがあり、てんかんや三叉神経痛などの病気に使われています。また気分安定薬としての効果もあり病気の治療以外にも効果を発揮しています。

てんかんと気絶、テグレトールを飲みつつ健康状況確認

てんかん発作では、痙攣発作を起こしたのちに気絶して倒れてしまうこともあります。急に意識をなくすのが「全般発作」で、その後に呼吸が止まったり全身硬直などの症状を伴う「強直発作」や手足を曲げてガクガク動かす痙攣する「間代発作」が起こることもあります。
気絶した後にも本人が無意識のうちに体を動かしてしまうことがあるので、発作が起きたら周りから危険物を取り除くなどの対処が必要です。
テグレトールは抗てんかん薬の一種で、興奮物質のNa+が細胞内に流入するのを防いで発作を予防します。細胞内はいつもはマイナスの電荷を帯びていますが、Na+などのプラスの電荷のイオンが流入すると脱分極してプラスに転換します。こうなると興奮状態になり、てんかん発作が起こる危険性が増します。
テグレトールを飲み続けていれば、興奮状態になるのを予防できるので、発作を抑えることができます。抗てんかん薬は強い眠気を伴ってパフォーマンスを下げてしまうため、患者さんが勝手に飲むのをやめてしまうことがありますが、これはかなり危険な行為なのでやめましょう。
薬の服用をやめてしばらく発作が起きていなくても、その後発作が起こることがあります。大発作など全身症状が出ることもあるので、抗てんかん薬を飲み忘れないようにしましょう。
てんかん持ちの人でも、健康状況を確認しながら薬を飲んでいれば、ほとんどの発作を抑えることができます。てんかん発作の誘引には、精神的ストレス、飲酒、月経、過労、などいろいろなものがあるので気をつけましょう。
少し疲れていると思ったら、無理に頑張らずに休むようにしましょう。無理すると発作が出てさらにパフォーマンスに影響が出てしまう可能性があります。